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2021/6/27
この記事が対象とする製品・バージョン
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Visual Studio 2019 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2017 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2015 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2013 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2012 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2010 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2008 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2005 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio 2003 | ◎ | 対象です。 |
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Visual Studio (2002) | ◎ | 対象です。 |
Visual Basic 中学校は先週(2021年6月20日)の更新をもって、2年間連続の毎週更新を達成しました。
いつもご利用いただいているみなさんありがとうございます。
更新を再開した2019年6月23日から徐々に訪問者も増えてきています。
この1年の成果
新規に追加したサンプル以外の記事の数 | 35 |
新規の追加したサンプルの数 | 88 |
更新したサンプル以外の記事の数 | 1 |
更新したサンプルの数 | 10 |
※サンプルとはVBサンプル集 または C#サンプル集 で公開しているものを指します。
※この表の「更新」は一定以上の規模の更新を指しており、この新規執筆と同じくらいの労力をかけています。
言語別ではVB向けの記事が73件、C#向けが55件、両方に向けたものが8件、言語に依存しない記事が2件です。
C# サンプル集を新設し、現時点で52この記事を公開しています。1つの記事に複数のコードサンプルを含むので、プログラムのサンプルの数でいうとこの何倍か掲載しています。
この1年はサンプル集に記事を追加する場合は、必ず、VBとC#の両方に追加しており、ページ上部で言語を切り替えられる様にしています。言語を切り替えられるとVBプログラマーがC#を学んだり、逆にC#プログラマーがVBを学んだりする助けになると思います。
今後もC#のサンプル/記事を拡充していきます。
2021年6月のTIOBEの言語ランキングを抜粋すると次の通りです。
順位 | 言語 | レーティング | 変化 |
---|---|---|---|
1 | C | 12.54 | -4.65 |
2 | Python | 11.84 | +3.48 |
3 | Java | 11.54 | -4.56 |
4 | C++ | 7.36 | +1.41 |
5 | C# | 4.33 | -0.40 |
6 | Visual Basic | 4.01 | -0.68 |
7 | Java Script | 2.33 | +0.06 |
8 | PHP | 2.21 | -0.05 |
9 | アセンブリ | 2.05 | +1.09 |
10 | SQL | 1.88 | +0.15 |
11 | VB6/VBA(※1) | 1.72 | +1.07 |
出典:index | TIOBE - The Software Quality Company
※1:TIOBEでは「Classic Visual Basic」と表現されています。
TIOBEのランキングはインターネット上の情報量を評価しており、実際のシステムやアプリケーションやプログラマーの数が直接評価されているわけではありません。このランキング算出方法の説明はここに記載されています。
最近は Python の躍進が目覚ましく、Javaは下降傾向です。C#/VBは2番手グループという感じでしょうか。
マイクロソフトはPythonやJavaにも投資しており、特に最近のマイクロソフトがJavaの長期サポートを提供するというニュースは驚きました。
.NETというプラットフォームには大きな価値があり、Python には.NETに対応した亜種 IronPython が存在しています。(どのくらい使われているかはわかりませんが…)
純粋な.NET言語とみなして差支えがないのはC#とVBの2つです。現在の状況からみて、C#とVBの両方を維持することはマイクロソフトにはあまりメリットはないように思います。VBは.NET登場以前から圧倒的人気を誇っていた言語で、このVBを.NETに対応させることで.NETは登場当初から多くのプログラマーが参画してきました。.NET登場から20年経って、今VBの役割は以前ほどではありません。
マイクロソフトはC#については、ここ1年でも C# 9.0 をリリースして、さまざまな改良を加えています。
Visual Basicについては、新機能のリリースはなく、Visual Studioでのサポートが少し強化されたくらいです。2020年3月のマイクロソフトのブログには「we do not plan to evolve Visual Basic as a language」(私たちは言語としてのVisual Basicの改良を計画しません。)と記載されています。このブログ記事自体はVisual Basicは.NET 5に対応するという趣旨なのですが、この記載からこれは事実上のVisual Basicの終息宣言ではないかと騒がれました。このブログのコメント欄での反応もさまざまです。
その後のマイクロソフトがやったことは、前述したようにC#は更新しても、VBは言語自体の更新はないという状況でブログの宣言通りになっているように思えます。
以上を考えると、マイクロソフトはC#/VBの2つの言語を維持するのが重荷になっており、VBの方を切り捨てるつもりであるという推測は成り立つかもしれません。VBとC#はよく似た言語であり、VBがなくなってもC#があるから困る人はそんなにいないでしょうとマイクロソフトは思っているかもしれません。過去との互換性を考えなければ私も実は同感です。当サイト Visual Basic 中学校でも今やC#も記事も拡充していっていますので、両方見ていただければと思います。
次の1年はC# 初級講座をやりたいなぁと考えています。
すごくゆっくりですが、サイト全体を www.umayadia.com に移転しつつあります。
そろそとトップページも移動しようかなと思っています。
現在 Visual Basic 中学校は4つのドメインにまたがっており、うまくリダイレクト等設定しないと検索から飛んできたときにちゃんと表示されなかったり、既存のリンクが機能しなくなってしまったりということがありそうなので慎重に進めています。
www.umayadia.com は Azure でホストしています。
2019年の活動再開から当面の目標は、古くなったVB入門講座と初級講座の刷新でした。初級講座[改訂版] は当初思っていた以上にボリュームがふくらみ全50回程度になりそうです。旧初級講座ではWindowsフォームについてかなり説明していましたが、現在ではWindowsフォームはレガシー化しており、代わりにASP.NETやWPF、MAUIなどさまざまなUIがあります(or今後でてきます)。そこで改訂版ではプロジェクトの種類に依存しない、言語としてのVisual Basicを説明するつもりでした。だから、旧初級講座の全50回よりは少なくなると思っていたのですが、当てが外れました。
それに、旧初級講座の記事をかなり流用して楽できると思っていたのですが、いざ書き始めるとほとんど流用できず、99%新規執筆になっています。
1年以上執筆してようやく終わりが見えてきたのであと何か月かで完了できそうです。
これで当面の目標が達成されるので、次に考えていることは C# 初級講座です。
C#の学習については、VB以上にいろいろな記事やWebサイトがありますが、プログラム初心者が独学で勉強するのに適したものはあまりないように感じています。初心者向けに説明する場合、 Visual Studio の操作方法や機能を説明することが重要であると私は考えていますが、C#を扱っている本や記事のほとんどはVisual StudioとC#を切り離しています。純粋に言語してのC#を説明したいという意図だと思いますが、プログラム初心者には厳しく思います。
やはり、初心者はここをクリックして、ここを選択して、そうするとこういう画面になって…のようなものがいいのではないかなと。
書店で売っているような入門者向けの C# の本は逆にその点がクローズアップされすぎていて言語しての説明がものたりない。
このあたりの穴を埋められる記事が書ければ良いなと思っています。
既存の記事の英語版も書きたいと思っているんですが、そこまで手が回らないですね。私に代わってやってくれる人がいてくれると嬉しいのですが、利益は私が独り占めするつもりなので(たいした利益はありませんが)、そんな都合よく作業してくれる人はいないですね。もし酔狂な方でやっても良いと思う方がいたら メール ください。
あとは、昨今はクラウド化の用の中なので各種クラウドサービスをVB/C#で使ったり、DockerやLinuxの話なども記事にしていきたいと思っています。
Azure Cosmos DBのサンプルや、Azureストレージの記事、GCPでLinuxにリモートデスクトップする記事などここ1年でも少しこういった記事も増やしていっています。
最近、納豆をよく食べるようになりました。美味しいですね。それから週に何回かは体を動かすようにしています。体が健康でないとWebサイト作ったりいろいろプログラムするのも大変になってしまいます。数年前までこの手のことのは無頓着でした。パソコンを生業にしていると、ずっと座りっぱなしで猫背になり、健康にいろいろ悪そうです。
参考