雑記
 

2020年 毎週更新達成

2020/6/14

この記事が対象とする製品・バージョン

VS2019 Visual Studio 2019 対象です。
VS2017 Visual Studio 2017 対象です。
VS2015 Visual Studio 2015 対象です。
VS2013 Visual Studio 2013 対象です。
VS2012 Visual Studio 2012 対象です。
VS2010 Visual Studio 2010 対象です。
VS2008 Visual Studio 2008 対象です。
VS2005 Visual Studio 2005 対象です。
VS.NET 2003 Visual Studio 2003 対象です。
VS.NET 2002 Visual Studio (2002) 対象です。

目次

1.毎週更新達成

Visual Basic 中学校は本日(2020年6月14日)の更新をもって、1年間毎週更新を達成しました。

今年は実はVisual Basic 中学校一般公開から20周年にもあたり、2重にうれしい気持ちです。

いつもご利用いただいているみなさんありがとうございます。

しばらく更新が途絶えていた時期もあったのですが、2019年6月23日に更新を再開してから1年経ちました。

 

前回は2007年5月26日に、3年連続毎週更新を達成しており、私にとってはこれ以来の快挙です。

2007年当時の3年連続毎週更新達成のコメント

 

新規に追加した記事の数    52  
更新した記事の数    15  

※更新は一定以上の規模の更新を指しており、この15本は新規執筆と同じくらいの労力をかけています。

 

2.この1年のできごと

2-1. C#の記事を追加

Visual Basic 中学校は、「プログラムは楽しい!」、「プログラムの楽しさをもって多くの人に知ってもらいたい」という趣旨で、プログラムの裾野を広げることを第一の目標としています。

Visual Basicは初心者が扱いやすく、そのうえプロが現場でも使っている言語なのでこの目的にぴったりです。この1年はそれに加え C# についても本格的な記事を執筆しました。(C#入門講座)

VBとC#はよく似ていて知識の互換性もあるので、せっかくVBの記事を書いたのだからもったいない、ちょっとアレンジすればすぐ C# 用に記事に変身するのだから、C#初心者に向けて発信しようという意気込みだったのですが、執筆してみると結構大変でした。記事の中に埋め込んである画像や動画を C# 用に採取しなおしたり、C#独自部分を加筆したり、念のためC#で動作確認したりやることが思ったより多く、当初想像していなような楽な作業ではありませんでした。

他にも単発の各種記事はVBとC#併記の形をとっています。VBだけの記事を書くよりはプラスアルファの苦労はあるのですが、C#はよく使用されるプログラミング言語のランキングでVBより上位に必ず入っている言語であり、プログラミングの裾野を広げるためにプラスアルファの苦労をする価値があると判断しました。

下記は日経XTECHが調査した実際に使われている言語の2020年のランキングを私がグラフにしたものです。

参考

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01068/111100001/

プログラミング言語使用ランキング

なお、このような言語のランキングでは使用の目的やシーンが全然違う言語を並べて評価していることが多く、何位だという数字だけが一人歩きしないように気をつけてみる必要があります。

ところで、Stack Overflowが毎年公開している調査ではC#は上位に入るものの、VBはベスト25にも入っていません。さすがにちょっとおかしい気がするので設問やどういう回答方式なのか見てみたいところなのですが、今年のアンケートは2月に終わってしまったらしく実際の回答収集方式を確認できませんでした。たとえば、2016年が特にわかりやすいのですが、結果を見ると「その他」枠で最下位はDJangoの0.09%なのですが、この中のリストにさえVBが入っていないんです。(このリストは「Language」ではなく「Technology」となっていますが、実際にはほぼ言語のリストになっています)。以前Microsoftのブログで言語の人気ランキングではVBは旧VB6と、今の.NETのVBを区別しないで扱われて不遇であるという書き込みを見かけたことがあります。確かStack Overflowのことを指していたような。

 

2-2.サイトの引越し

2016年11月にそれまで利用していたNiftyのホームページサービスが終了してしまってから、Visual Basic 中学校は仮のURL(http://rucio.a.la9.jp/main/main.htm)で公開を続けていました。

このときの引越しは私の準備・確認不足があり、失敗でした。旧URLは一夜にしてすべてデッドリンクになってしまいました。

ここ1年は今のURL(http://rucio.o.oo7.jp/main/main.htm)を使っています。

これもNiftyが提供されている別のサービスを利用しています。しかし、同じNiftyを使用しているのに引越しを余儀なくされたのは上記の事例で2回目であり(1回目は1999年頃)、このサービスもいつまた廃止されるとのもわからないという安定性への不安から、もっと安定して使える新天地を模索していました。それに使用できる容量が少ないこともずっと気になっていました。

そして、このほどようやく Azure に白羽の矢を立て、永住の地を作り始めました。天下のクラウドなので、安価で大容量を配置できますし、安定性も抜群でしょう。さらに、独自ドメイン(www.umayadia.com)も取得したので、今後万一Azureから別の場所に引っ越すことになってもURLは変わらないようになります。すばらしいです。Azureで静的Webサイトを構築する方法はこちらで記事としてもまとめましたので、Visual Basic 中学校のような静的サイトを構築したい方は参考になると思います。(記事:Azureで静的Webサイトをホスティングする)

使えるサイズが無制限に増えたので自然と記事の中で画像や動画(アニメーションgif)を使う頻度も増えてきました。もちろん大容量のサイズをおくとその分多く課金されますがAzureにとって画像やアニメーションgifのサイズなど誤差の誤差くらいの影響しかありません。

引越しは徐々に行っており、次の1年くらいをかけて新天地に全部引っ越したいなぁと思っています。 引越しに当たっては前回の失敗で懲りているのでデッドリンクにならないように、跡地にはリンクを残すようにしています。しばらく3つのドメインにまたがった状態のサイトとなります。

 

2-3.記事のアップデート

古い記事には内容を修正したいものが多くあり、少しずつ手をつけています。これらの記事にはまちがったことを書いているわけではない(と思いたい)のですが、Windowsフォームなど特定の状況しか想定していないなど昨今の情勢にマッチしなくなってきています。.NETも当初はWindowsフォームとWebフォームくらいしかなかったのですが、今やUIフレームワークだけでもWindowsフォームのほかに、WPF, UWP, Xamarin.Formsなどがあり、その上、最近新しいネイティブUIのMAUIなどもアナウンスされています。

Visual Basic 入門講座第12回を全面刷新し(とはいえ、明示した上でWindowsフォーム前提にはなっています。やはり入門レベルだとWindowsフォームが一番扱いやすい気がします)、初級講座の改訂版も執筆中です。いくつかのサンプルも修正しました。

 

2-4.トップページのデザイン変更

20年近く続けてきたトップページのデザインを変更しました。

当初は軽くてサクサク動くサイトにしたかったので装飾用のデザインはほとんどなかったのですが、20年たってパソコンの性能も良くなってきたので少しくらい遊びの要素を入れても良いかなと思い、学校をイメージした付箋のレイアウトにしてみました。自分では結構気に入っています。

デザイン変更のそもそも動機は C# 用記事の執筆です。以前のデザインは左がVB6・右がVB.NETというように左右でわけていたので、C#用のリンクをどこに入れようかなと考えはじめたのがきっかけです。

過去のデザインはこちらの記事でわかります。

 

3.今後の予定

初級講座の改訂版はかなり長い記事になりそうです。ひとまず一区切りつけられるところまでがんばりたいです。その後、その C# 版を書きたいなと思っています。

英語版も書きたいんですが、なかなか余力がないです。私はそんなに英語はできないので多分、ネイティブの人が見たら明らかにおかしいカタコトの英語になると思いますが、プログラムの世界なので話は通じると思います。それがプログラムの裾野を広げるのにどのくらい役に立てるのどうかは未知数ですが。英語版が実現するかどうかはまだなんともわかりません。だれか記事を英語にしてくれる方いませんか?メールください。

あとはサンプルを充実させて、C#版のサンプル集も作りたいですね。それから、LinuxとかDocker・クラウドの記事も書きたいです。

今、プログラムの世界はどんどんクラウドにシフトしているので、そろそろ初心者のうちからクラウドでやってもいいと思っています。クラウドに慣れておくとそのままアプリを公開したり、実際の現場でもアピールしやすいスキルにつながります。それにクラウドのいいところはインストールしなくて良いことです。今まではデータベースを試そうと持ったらインストールから始まっていたのに、クラウドだとそれすら必要ないので初心者に優しいですね。ハードルはクレジットカードを使って契約しなければいけない点で、ここがクリアできない初心者の人も多いかもしれません。

昔はプログラミング言語が違えばいろいろと機能や性能に差があったのですが、今はどのプログラミング言語を使っても同じカテゴリーの言語ならばだいたい同じことができて、プログラミング言語の個性は目立たなくなってきているように感じます。その代わり、AWSだ、Azureだ、オンプレだ、Windowsだ、Linuxだ、などプラットフォームの選択肢が増え、プラットフォームの違いの方がシステムやアプリケーションに与える影響の方が大きいので、ゆくゆくはVisual Basic 中学校の記事もこれらのプラットフォームを意識したものになっていくのかと思っています。が・・・。それはまだ先の話です。

この勢いで2年連続更新も達成できたらいいなと思うのですが、義務感で無理をしてしまうのも避けたいので、どこかで小休止するかもしれません。

2007年に3年連続毎週更新を達成した記事(上掲)では私は疲れたので少し休むと書いていますね。

 

4.自己紹介

過去の記事を見返してみると2年連続更新達成のコメントで10年以上前の自分の好きなもの嫌いなものが書いてあってちょっと面白いのでこの記事でも今の自分にあてはめて書いておきます。面白いと思うのは私だけかもしれませんが・・・。

座右の銘(?) 国破れて山河あり
信条 人に優しく、親切に。
趣味 音楽制作・歴史
好きな食材 肉・魚・お米
嫌いな食材 ナンプラー。食べなれないエスニックなスパイス。
好きなアーティスト バッハ
好きなドラマ グッド ワイフ
好きな作家 眉村 卓。神田の古本屋で20冊くらい買いました。面白いです。
好きなアニメ 攻殻機動隊
よく行く街 西船橋に味のある店が多いなと気がつきました。最近は自粛で在宅が多いです。
好きな科目 歴史
最近の悩み 運動するようになって痩せてきたのは良かったけどいろいろ時間が足りない。

 

 

 

参考

2007年 3年連続毎週更新達成のコメント

2006年 2年連続毎週更新達成のコメント