コメント

'この行はコメントです。

Const bigNumber As Integer = Integer.MaxValue '行の末尾にもコメントを書けます。

Dim reader As New IO.StreamReader(
    "C:\temp\test.txt",
    System.Text.Encoding.Unicode, 'この位置にもコメントを書けます。
    True)

メモ：この位置(途中の行の末尾)でのコメントが可能なのは、VB2015以降です。

REM を使ってもコメントできます。

REM この行はコメントです。

Const bigNumber As Integer = Integer.MaxValue REM 行の末尾にもコメントを書けます。

VBには複数行をコメントにする記述方法はありません。

Visual Studioの機能で、コメントにしたい行を選択した状態で、ツールバーのコメントアウトをクリックするとまとめてコメントにできます。このツールバーが表示されていない場合は、[表示] - [ツールバー] - [テキストエディター]で表示できます。

Module Program

    'Sub Main(args As String())
    '   test()
    '   Console.WriteLine("Hello World!")
    'End Sub

End Module

コメントではありませんが、#If False Then から #End If で囲んだ行はコンパイラから無視されるため、複数行コメントのように使用することもできます。

#If False Then
        ここには何でも書けます。
        MsgBox("AAA")
        ↑このMsgBox は実行されません。
#End If

メモ：お勧めではありません。

行の中間をコメントにすることはできません。C# では /* */ を使うことで可能です。

''' <summary>
''' ログインしているユーザー名
''' </summary>
Dim userName As String

メモ：XMLコメントはコメントの一種なので、何を書いても実行されるプログラムには影響しません。ルールに従って書くとプログラム時に表示されるヒントなどに影響します。

XML コメントを使用したコードのドキュメント化 | Microsoft Docs

Visual Studioのソリューションエクスプローラーでファイルを選択して、プロパティウィンドウでビルドアクションをなしにすると、そのファイルはコンパイラから無視されるため、なんでも書けます。

メモ：ただ、この設定変更は忘れやすく、後で「このファイルにプログラムしても全然反映されないどうしてだろう…」と困惑することがしばしばです。特にチーム開発をしている場合は、この設定が変更されていることに他のチームメンバーはまず気が付かないので要注意です。