C# サンプル集 |
Visual Basic 中学校 > C# サンプル集 > C# サンプル集目次 >
コメント
2021/3/14
1行コメント
//この行はコメントです。
const int bigNumber = int.MaxValue; //行の末尾にもコメントを書けます。
var reader = new System.IO.StreamReader(
@"C:\temp\test.txt",
System.Text.Encoding.Unicode, //この位置にもコメントを書けます。
true);
複数行コメント(ブロックコメント)
static void Main(string[] args)
{
DateTime tomorrow = DateTime.Now.AddDays(1);
/*
if (tomorrow.DayOfWeek == DayOfWeek.Sunday)
{
Console.WriteLine("明日は日曜日ですね!");
}
*/
}
メモ:このコメントの記述方法は入れ子にできないため少し扱いにくく、各行の先頭に // を付けることの方が多いように思います。下で説明するようにVisual Studioなどのツールの機能を使うと簡単にそれが実現できます。
Visual Studio の機能で複数行を一括してコメントにすることができます。
コメントにしたい行を選択した状態で、ツールバーのコメントアウトをクリックするとまとめてコメントにできます。このツールバーが表示されていない場合は、[表示] - [ツールバー] - [テキストエディター]で表示できます。
static void Main(string[] args)
{
DateTime tomorrow = DateTime.Now.AddDays(1);
//if (tomorrow.DayOfWeek == DayOfWeek.Sunday)
//{
// Console.WriteLine("明日は日曜日ですね!");
//}
}
コメントではありませんが、#if false から #endif で囲んだ行はコンパイラから無視されるため、複数行コメントのように使用することもできます。
#if false
ここには何でも書けます。
MessageBox.Show("AAA")
↑このMessageBox.Show は実行されません。
#endif
メモ:お勧めではありません。
行の中間をコメント
var reader = new System.IO.StreamReader(@"C:\temp\test.txt", System.Text.Encoding.Unicode /* UTF-16 */ ,true);
XMLコメント
/// <summary>
/// ログインしているユーザー名
/// </summary>
string userName;
メモ:XMLコメントはコメントの一種なので、何を書いても実行されるプログラムには影響しません。ルールに従って書くとプログラム時に表示されるヒントなどに影響します。
参考:ファイルをまるごとコメントにように扱う方法
Visual Studioのソリューションエクスプローラーでファイルを選択して、プロパティウィンドウでビルドアクションをなしにすると、そのファイルはコンパイラから無視されるため、なんでも書けます。
※この画像はVBのものですが、C#でも同じ設定が可能です。
メモ:ただ、この設定変更は忘れやすく、後で「このファイルにプログラムしても全然反映されないどうしてだろう…」と困惑することがしばしばです。特にチーム開発をしている場合は、この設定が変更されていることに他のチームメンバーはまず気が付かないので要注意です。